古屋敷


歳月を齧るうちに
脳みそもいっしょに頬ばってしまった

占いをし過ぎて
水晶玉も混濁してしまった
天国が逆さまに霞んで見える

泣けるかどうか 鏡に泣いてみる

肋骨に蔦がからまっている
掻き分けて奥を覗きこむと
こころざしが 満帆のまま錨を降ろしている
(なんだ そこに居たのか)

わだかまりが腫れて 膨れて
掻けば掻くほど
あ 剥がれてしまった
目玉が 頭髪が…

ころげ落ちた頭蓋の広場で
大観衆が
床を踏み鳴らしてゴスペルを歌っている

庭師を呼んでくれ
脳細胞を剪定してもらってくれ
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語彙

 洗練された語彙の選択はいまだ衰えを見せず、快調な青春期。
 青春はときに迷宮入り。
 しかしそろそろ断念して、迷宮からの洗脳を脱して「青い鳥」を見つける旅に出るのも大切。
 あとがない。
 あとがないから、志を探す旅か。
 
プロフィール

toruta

Author:toruta
・1934(昭和9年)8月 東京生まれ
・1992(平成4年)3月 詩集「仮面中毒」上梓
◇詩空間は「青年」の発信広場。すこし齢を重ねましたが、私の「青年」はいま真っ盛りです。
◇私は敗戦後70年を遍歴した者として、身近にこぼれた諸現象を、腰を屈めてたぐっていきたいと考えています。

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