落着


今日が終った
この一日 何のためにあったのか
(振り向くな 明日が生きられなくなる)

夜は
今日と明日の狭間にひそむ密室
ひとりベットに横たわると
そのまま 逝ってしまいそうになる
しばし 不安相手の枕投げ

掛け時計が か細くなった

しっ! ようやく
睡眠と 猛烈に合体できそうなのだ

昨夜は 闇の中で小さく死んだ
今日一日 新しい人生が送れる




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プロフィール

toruta

Author:toruta
・1934(昭和9年)8月 東京生まれ
・1992(平成4年)3月 詩集「仮面中毒」上梓
◇詩空間は「青年」の発信広場。すこし齢を重ねましたが、私の「青年」はいま真っ盛りです。
◇私は敗戦後70年を遍歴した者として、身近にこぼれた諸現象を、腰を屈めてたぐっていきたいと考えています。

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